新浦安の歯医者・歯科医院なら
当院は以下の施設基準を取得していることを特徴とした医院です。
・医療DX推進体制整備加算 ・口腔管理体制強化加算
・有床義歯咀嚼機能検査1 ・光学印象歯科技工士連携加算
・CAD/CAM冠及びCAD/CAMインレー ・光学印象
(2024.6〜)
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
8:30~12:30 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
13:30~17:30 | △ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
解錠は開院10分前に行いますのでご了承ください。
△:13:30~16:30 休診日:木曜・日曜・祝日
"かみ合わせの治療:中心位への調整"
こんにちは、さくら通りみなみ歯科医院の南です。今日は、かみ合わせに関する重要な概念である「中心位」について、そしてそれがどのようにかみ合わせの治療に役立つのかについて詳しく解説します。
中心位とは何か
中心位(Centric Relation, CR)は、下顎が最も上部かつ再現可能な位置にあるときのかみ合わせの状態を指します。正確に言うと、これは上下の顎が最も安定し、生理学的に正常な位置関係にある状態です[1]。この位置は、筋肉の力ではなく、顎関節の形状によって決まります。
なぜ中心位は重要か
中心位は、適切なかみ合わせを保持するための基準となる位置です。顎の筋肉、顎関節、そして歯が互いに調和した状態で機能するためには、中心位が必要です。中心位がずれると、それによって顎の筋肉や顎関節に余計な負担がかかり、結果的に顎関節症や歯の摩耗、歯ぎしりなどの問題が引き起こされる可能性があります[2]。
中心位への調整治療
治療の最初のステップは、患者の中心位を正確に診断することです。これには、歯科医師が患者の顎の動きを詳しく観察し、特定の診断技術を使用することが含まれます[3]。
次に、患者の中心位がずれている原因を特定し、それに対する適切な治療を選択します。治療は、矯正治療、マウスピースの使用、歯の補綴物の調整、顎の手術など、患者の具体的な状況によって異なります。
具体的には、たとえば、歯の補綴物(クラウンやブリッジなど)が中心位のずれを引き起こしている場合、その補綴物を調整したり交換したりすることで問題を解決できます[4]。また、歯並びが中心位を妨げている場合は、矯正治療が必要となる場合もあります。
最後に、中心位の調整は一過性の治療ではなく、継続的な管理が必要となります。当院では、患者様が自宅での口腔ケアを適切に行えるようにサポートし、定期的な口腔ケアの指導を提供しています。
中心位の問題は、放置すればするほど治療が複雑になります。もし顎の痛みや歯の問題、異常な歯の摩耗を感じているなら、まずは一度、当院までご相談ください。
Written with Chat GPT
参考文献:
1. Okeson, JP. "Management of Temporomandibular Disorders and Occlusion". Mosby, 2007.
2. Dawson, PE. "Evaluation, Diagnosis, and Treatment of Occlusal Problems". Mosby, 1989.
3. The glossary of prosthodontic terms. J Prosthet Dent 2005;94:10-92.
4. Wassell, RW, Steele, JG, Welsh, G. "Crowns and other extra-coronal restorations: Occlusal considerations and articulator selection". British Dental Journal, 2002.
こんにちは、さくら通りみなみ歯科医院の南です。かみ合わせの治療と聞くと、どのようなイメージを持たれますか?かみ合わせの問題は、日常生活における食事や話すといった基本的な動作を難しくするだけでなく、頭痛や肩こり、顎関節症など、さまざまな健康問題を引き起こす可能性があります[1]。今日は、かみ合わせの治療についての科学的な知見を深掘りし、どのようなアプローチが効果的であるかを具体的な例を交えて解説します。
中心位とかみ合わせ
前回のブログで触れた中心位(Centric Relation, CR)は、かみ合わせの治療における重要な要素です。中心位は、下顎が最も上部かつ再現可能な位置にあるときのかみ合わせの状態を指します[2]。これはかみ合わせを最適な状態に調整する際の基準となるため、中心位の確認と調整は治療の一部として不可欠です。
中心位の確認と調整
中心位の確認は、いわゆるマウント(咬合取り)という手法を用いて行います。この手法により、患者の上下の顎の関係を模型で再現することができます[3]。模型を用いて中心位を確認し、調整することで、かみ合わせの不具合を正確に診断し、治療を計画することができます。
かみ合わせの調整治療
かみ合わせの調整治療には、いくつかの手法があります。例えば、矯正歯科治療により、歯の位置や角度を調整し、かみ合わせを改善することが可能です。また、補綴物(クラウンやブリッジなど)の微調整や交換により、かみ合わせの問題を解決することも可能です[4]。
特に重要なことは、一度調整したかみ合わせが維持されるようにすることです。そのためには、日常的な口腔ケアと定期的な歯科医院での検診が必要です。当院では、歯周治療の継続管理を行う時に包括的な管理を行っています。
理学療法(フィジオセラピー)の役割
最後に、かみ合わせの治療は歯科だけでなく、理学療法(フィジオセラピー)との連携も重要となります。顎の筋肉や関節、顔面の神経系などがかみ合わせに影響を与えるため、これらの要素を考慮した治療が必要となります。当院では、理学療法士によるリハビリ等も行っており、より包括的な治療を提供しています。
以上のように、かみ合わせの治療は患者様一人ひとりの状況に応じて様々なアプローチを用いて行います。当院では、患者様が自宅での口腔ケアを適切に行えるようにサポートし、定期的な口腔ケアの指導を提供しています。
Written with Chat GPT
参考文献:
1. Okeson, JP. "Management of Temporomandibular Disorders and Occlusion". Mosby, 2007.
2. Dawson, PE. "Evaluation, Diagnosis, and Treatment of Occlusal Problems". Mosby, 1989.
3. The glossary of prosthodontic terms. J Prosthet Dent 2005;94:10-92.
4. Wassell, RW, Steele, JG, Welsh, G. "Crowns and other extra-coronal restorations: Occlusal considerations and articulator selection". British Dental Journal, 2002.
かみ合わせの問題は、歯並びが悪い、顎の形成が不適切、あるいは歯の欠如や歯の過剰などによって起こります。これらの状態は、正しい噛み合わせを妨げ、顎関節症(TMJ)、頭痛、顎の痛み、食事や発話の困難など、様々な症状を引き起こします[1]。また、これらの問題は、長期的には肩こりや背痛など、全身的な痛みにつながる可能性もあります[1]。
歯科矯正治療
不適切な歯の配置は、ブレースやリテーナーなどの矯正器具を用いて治療することが可能です。矯正治療は、患者の年齢、歯並びの問題の程度、口腔内のスペース、そして患者の個々のニーズによって異なる種類の矯正器具が使用されます。治療期間は、一般的には1~3年ですが、重度の歯並びの問題の場合はそれ以上の時間が必要となる場合があります[2]。
理学療法
顎関節症や顎の痛みを和らげるためには、特定のエクササイズやストレッチングを用いた理学療法が効果的です。これらのエクササイズは、顎の筋肉を強化し、顎の動きを改善します。慢性的な顎関節症の患者では、このような理学療法が有効であることが研究で示されています[3]。当院では、理学療法士によるリハビリも行っており、個々の患者のニーズに合わせた治療プログラムを提供しています。
マウスピースの使用
マウスピースは、顎の痛みや歯ぎしり、顎のリラクゼーションを促すために使用されます。特に睡眠時に歯ぎしりをする患者に対して有効です。マウスピースは、歯科医師によって患者の口腔内に合わせてカスタムメイドされます。これにより、顎の位置が正常化し、歯ぎしりや顎のクリッキング音が減少します[4]。
当院では、歯周治療の継続管理を行う時には包括的な管理を行っています。これには、患者様の全身の健康状態や生活習慣、ストレスレベルなどを考慮した上で、最適な治療計画を立てることが含まれます。また、患者様一人一人の口腔の状態に合わせたケアと、定期的な口腔ケアの指導を提供し、患者様が自宅での口腔ケアを適切に行えるようにサポートしています。
Written with Chat GPT
参考文献:
1. Manfredini D, Lombardo L, Siciliani G. "Temporomandibular disorders and dental occlusion. A systematic review of association studies: end of an era?" Journal of Oral Rehabilitation, 2017.
2. Thiruvenkatachari B, Harrison JE, Worthington HV, O'Brien KD. "Orthodontic treatment for prominent upper front teeth (Class II malocclusion) in children." Cochrane Database of Systematic Reviews, 2013.
3. McNeely ML, Armijo Olivo S, Magee DJ. "A systematic review of the effectiveness of physical therapy interventions for temporomandibular disorders." Physical Therapy, 2006.
4. Al-Ani Z, Gray RJM, Davies SJ, Sloan P. "Stabilization splint therapy for the treatment of temporomandibular myofascial pain: a systematic review." Journal of Dental Education, 2005.
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
午前 | ○ | ○ | ○ | × | ○ | ○ | × |
午後 | △ | ○ | ○ | × | ○ | △ | × |
午前:8:30~12:30
午後:13:30~17:30
△:13:30~16:30
休診日:木曜・日曜・祝日
2023年4月1日より、営業時間が変更となりました。